あー、出張先で使っていた、買ったばかりのタブレットを落としてしまって、画面が割れてしまった
えー?この前買ったばかりじゃん?
そうなんだよ。流石に買って3月も経たないうちに、ほぼ使えない状態になってしまって。。
ショックは大きいよ
中華タブレット、Vankyo S20を新しく購入しました
今まで主に外出先で使用していたタブレットは、NEXUS 7 2013
Android 6.0で更新されておらず、電源ボタンやタッチパネルの反応が鈍い感じが否めない
このコロナ禍の中、海外出張が決まったことを背景に、家族とのスカイプ連絡の手段と、ブログ更新のため、タブレットの購入を決めました
外出先での使用が主だであるため、コスパ重視で選択
コスパ重視したもんだから、カバーまでケチってカバー無しで使っていたんだよね
出張先で使っていたところ、僅か2か月程経過した時に、誤って落下させてしまい、割れてしまったΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
販売店へ問い合わせるも、有償無償に関わらず、修理を受け付けていないとの回答
諦めずにインターネットで調べていたら、画面には液晶部分とタッチパネル部分が重なっているらしい、ということが分かった
画面は映るので、今回の場合はタッチパネル部分が割れているのであろうと推定
しかも、タッチパネル部分だけが$8程度で売っていることが判明しました
因みに 私はAliExpressという アリババのネット通販サイト経由で購入しました
ダメもとで、購入し、うまく交換修理することに成功
最初の難関は、カバーをどこからどう外すのかという点
いくら探しても、この、Vankyo製のS20を分解しているサイトや動画が無かったので、今回まとめることに
この記事でわかることは、、、
Contents
Vankyo S20のスペック
Vankyoの公式サイトからの引用です
Vankyo MatrixPad S20 Androidタブレット、Android 9.0 Pie、オクタコアプロセッサ、10インチ、3GB RAM、32GB / 64GB ROM
私が購入したのは、容量32 GBのタイプ
クーポンなどの割引により、8,999円で購入
このスペックでこの値段は、安いと判断しました(2020年末時点、この価格を下回ったのを見たことがない)
問題の割れたタブレット
冒頭でもお見せしましたが、見事に割れてますね~
不幸中の幸いは、100均で買った画面の保護フィルムを貼っていたため、破片が飛び散ることがなかった点です
最近気づいたけど、プラスチックのフィルムって、指紋などの汚れが目立ってあまりきれいじゃない
タッチパネル部品
金額が約$8と安い割に、しっかりとした梱包で配送されてきました(写真は、交換後の割れた方の部品)
交換に使った道具
こういったヘラが無い方は、Amazonや楽天市場で購入することもできます
Amazonはこちら
楽天市場の場合はこちら
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殻割りと言われる、タブレットのカバーを開くのが最初の難関
これをいかに効率よくできるかが、その後の作業性(気力)の良し悪しに大きく関わります
なるべく先が薄くなっている、プラスチック製のヘラのような物が良いです
私が使ったものは、車の窓ガラスのフィルムを購入した時について来た、気泡を抜くためのヘラです
他のサイトでは、ギターやベースを弾くときに使う、三角ピックなども紹介されています
決してドライバーなどの硬いものは使わない方が良いですよ
加わる力が集中し、カバーが割れるなど破損の原因になります
写真の精密ドライバーは、中の小さなネジを外すときに使いました
100均で買ったものです
早速殻割りに入りましょう
殻割り(カバー外し)
タブレットのタイプによって、割れる部分が背面なのか、前面なのか異なりますが、Vankyo製S20の場合は、前面側にヘラを上手に差し込むと、カバーが外れました
最初は裏側なのかと思って四苦八苦していましたが、前面側でした
タブレットのカバーを外した直後の外観です
殻割りがうまくいくと、作業が進んでいる感覚があり、気分的に前向きになれます
先ずはバッテリーのコネクターを外す
まず最初に、バッテリーを外します
バッテリーを外さないと、作業中に中の回路で短絡などを起こして、破損やケガなどの原因になるので、必ず外します
機種によっては、はんだ付けになっている様ですが、はんだ外し、付けは経験していないと、熱しすぎて部品が壊れる可能性があるので要注意
S20の場合は、コネクターだったので、難易度が低く良かったです
タッチパネルの配線外し
次に、タッチパネルの配線を外します
タッチパネルを外す際、基板を浮かしたりする作業があるので、隣の配線も外します
配線を外す時は、接続部の黒い爪を起こすのですが、この爪を起こす際は、両手の人差し指二本で起こします
指一本で起こそうとすると、爪部分が割れるリスクが高まるので、必ず両手の指を二本使います
タッチパネルの配線が、基板の下を通っているので、基板を少し浮かせながら配線を引き出します
タッチパネルを剥がす(二つ目の難関)
次が二つ目の難関、タッチパネルを剥がす作業
タッチパネル部分は、両面テープで貼り付けられています
タブレットの種類によっては、結構手間がかかる作業になりますが、幸いS20の場合は接着面が狭く、カッターとヘラで容易に剥がせました
但し、カッターを入れるのは、内部のバッテリーと液晶を持ち上げた内側からです
外側から入れると、タッチパネルのガラスが欠けて、剥がしづらいので要注意
短い辺と長い辺の途中くらいまでカッターの刃を入れたら、今度は、タッチパネルが剥がれた隙間に、表側(外側)からプラスチックのヘラなどを差し込んで、4辺全て剥がします
この時、カッターやドライバー等硬いものを隙間に差し込むと、タッチパネルのガラスが欠けて、破片が飛び散るので注意
タッチパネルを剥がすと、液晶が見えてきます
御覧の通り、液晶は無傷でした
新品のタッチパネル組付け
新品のタッチパネルには、両面テープが付属されているので、貼り付ける面を平らに整えたら、配線を差し込んで貼り付け、配線を元に戻します
新しいタッチパネルの配線は、真っすぐなので、曲げて配線する際に、結構手間取ります
最後、組み立て部分については大分割愛しましたが、分解ができれば、組み立てできると思います
あと、タッチパネルが反応しなくて、タッチパネルの配線部分を何度も抜き差ししました
タッチパネル反応するようになって、良かった~
次の記事では、Vankyo S20に最適なカバーを紹介します
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