【2022.3時点 大差なし】SBI VTI vs 楽天VTI

テクニック

以前、SBI証券を開設して、SBI証券から新たに出された全米株式インデックスファンドに積立て投資開始してみたって記事を上げました

2021年8月から積立て開始して8か月運用した現在の、楽天全米株式インデックスファンドとの比較実証報告をします

みらい
みらい

楽天よりもSBI・V全米株式インデックスファンドの方が、信託手数料低いんでしょ

なら結果は分かってるじゃん

たく
たく

表面上のコストはその通りで、SBI・V全米株式インデックスファンドの信託報酬は0.0938%と業界最安値

でも投資信託には隠れコストと言われているものがあって、実際運用してみないと分からない

実際、投資信託の目論見書って書類にも、この手数料は運用状況によって変化しますってはっきり書いてあるよ

因みに目論見書は、証券会社の各投資信託のページにリンクがある

正直、SBIさん、本当にそんなに安く運用できるのかなぁ、という気持ちが無いでもない

目論見書の一例として、SBI証券のSBI・V・全米株式インデックスファンドのページを貼り付けておきます

SBI証券 投資信託 SBI・V・全米株式インデックス・ファンドのページより

目的の投資信託のページを開いて、ファンド名称の右側あたりに、「目論見書」というのがあるので、これをクリック(タップ)します

SBI証券 投資信託 SBI・V・全米株式インデックス・ファンド目論見書より抜粋
みらい
みらい

じゃあ、本当の手数料ってどこを見れば良いの?

たく
たく

運用報告書って書類にに書かれているんだけど、SBI・V・全米株式インデックス・ファンドは運用開始の2021年6月から1年経ってないから、この運用報告書っていうのがまだないから分からない

だから実際に買ってみて、自分が知っている投資信託の成績と比較してみるしかないね

Contents

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8か月運用した結果がこちら

早速結果からお知らせします

毎月25,000円ずつ同時積立てして 8か月間運用の結果(2022年3月末時点)

SBI・V全米株式インデックス・ファンド:+21,441円

楽天全米株式インデックス・ファンド: +21,511円

2022年3月末時点で、やや楽天VTIの評価損益が高い結果

ただ、その差は約0.3% (70円)

月一回くらいのペースで確認するも、含み益の時は楽天の評価益がやや高い傾向に

この違いは何によるものなのかの考えと、そしてどちらが良いか私の考えをまとめました

結論

先ずは結論です

評価損益の違いの理由とどちらがいいのか
  1. 評価損益の違いの理由
    • 運用効率の違い (資産額)
    • 指数からの乖離
  2. どちらのファンドが良いか?
    • どちらでもいい(お好みで)
みらい
みらい

結局どっちでもいいなんて、つまらない結論

たく
たく

まぁ、面白さには欠けるかもしれんけど

この記事を見ている人の多くは、楽天証券に口座を持っているけどSBI・V全米株式インデックスファンドの信託報酬の低さが気になって、そのためにSBI証券口座を開こうかどうかを考えている人も居ると思うんだよね

そういう人のために、この記事を書いていると言ってもいい

厚切りジェイソンさんがおススメする、人気のVTIに連動する投資信託だし

評価損益の違いの理由

最も大きいのは、運用効率の違いかな、って思っています

純資産の違い

SBI VTIは設定日2021年6月29日から約10か月、楽天VTIは設定日2017年9月29日から約4年6か月ということもあり、楽天VTIの純資産はSBI VTIの8倍近く集まっています

  • SBI VTI:716億円
  • 楽天VTI:5551億円

逆に言うと、SBI VTIは約10か月でもう700億円も集まっているというのはスゴイ事だと思います

ただ、同じ指数に連動する投資信託にかかる手間は同じなので、純資産額が多いほど運用効率が上がります

結果的に投資信託金額当たりの運用コストが下がるため、隠れコストが低く抑えられていると考えて良いと思います

SBI VTIの純資産
2022/3/31時点のSBI VTI (SBI証券のウェブサイト画面より)
楽天VTIの純資産
2022/3/31時点の楽天VTI (SBI証券のウェブサイト画面より)

次に指数からの乖離ですが、あくまで可能性の話になります

それぞれの月間レポートを見る限り大差なく、数値からは読み取れませんでした

どちらのファンドが良いか?

では、どちらのファンドが良いかですが、結論でも書いた通り、私は

たく
たく

どっちでもいい

(先ずは始めた方が良い)

です

因みに、純資産のところで紹介したSBI証券のウェブサイトの抜粋で気づいた方も居るかもしれませんがSBI証券の”投信マイレージにおけるポイント付与率”は楽天VTIの方が高い

SBI証券 投信マイレージ
  • SBI VTI: 0.022%
  • 楽天VTI:0.05%

どっちでもいい、というのは楽天証券を既にお持ちで、SBI VTIを購入するだけの目的でSBI証券の口座開設をしようか、また楽天証券からSBI証券へ口座を移動させようか迷っている方は、わざわざSBI証券口座を開かずにそのまま楽天証券で運用すればよいという意味です

これから証券口座を開く人、既に楽天証券の口座である程度運用している人が、2つ目の証券口座を開く方で、SBI証券でSBI VTIを買おうか、楽天VTIを買おうか迷っている方は、今のところは楽天VTIが良いという結果です

まとめ

まとめです

SBI VTI vs 楽天 VTI まとめ
  1. SBI VTIと楽天VTIの評価損益の違い
    • 純資産額の
  2. SBI VTIと楽天 VTIとでどちらが良いか
    • 楽天証券で楽天VTIを運用していて、手数料が安いからとSBI VTIへ乗り換えを考えてる方
      • そのまま楽天証券で楽天VTIの運用でOK
    • 楽天証券で楽天VTIを運用していて、プラスアルファでSBI証券でVTIに連動する投資信託の購入を検討している方
      • SBI証券で楽天VTIの購入が今のところお得
        • 2022年3月末時点で、楽天VTIの方がSBI VTIよりも運用成績が良い(僅かだけど)
        • 投信マイレージの付与率が楽天VTIの方が2倍以上高い

以上参考になれば幸いです

SBI証券 ネクシィーズ・トレード

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