少子高齢化や 第4次、第5次産業革命を背景に 日本が抱えるお金に関する課題が次々と挙がっています
人生100年時代、45歳以上リストラ、メンバーシップ型からジョブ型雇用へ。。。。
お金の心配は尽きません
2020年、我が家は 家族全員の証券口座が揃い 資産運用を開始したまでは良いのですが、肝心なところが未だであることに気づきます
それは 資産運用の目的と目標
つまり、、、
何のために資産運用を行い、何歳までに幾らの資産を築くか
お金は人生を豊かにしてくれますが、資産運用の目的が不明確だと目標金額も定まらないし 家族の理解も得られない
我が家では 家族分の証券口座で 株式や債券へ投資を行い 資産運用をしていますが、その目的と目標を設定する際の 考え方についてまとめました
Contents
46歳男の資産運用の目的と目標の考え方
早速結論へ行きましょう
私の場合 本業で一定額の給与所得があり その収入の範囲で生活費と貯蓄を継続しています
従って 現在証券口座で運用している金融資産の目的は、リタイア後の資金の一部とリタイヤまで 計画通りの資産が築けるかを楽しむこと
次の様な考え方で目標金額を決めました
「なんだ、地味で夢がないなぁ」
そう思われた方もいらっしゃるかもしれません
でも投資で一発当てるというのは、限られた凄腕のプロが当てた話が あたかも投資の全てかの様に印象付けられたものに過ぎません
事実、一発当てて「億り人」なんて呼ばれる人も居ますが、そうでない人が大半
私には非常に難しい
そして 一発大きく当てたものは一発大きく外す可能性を秘めていることを意味します
凡人である私でも 比較的再現性良くできる投資とは、結構地味なものです
それでも私にとって 証券口座での資産運用は リタイヤ後の人生のお金に関するモヤモヤを解消してくれる 非常に有難いツールとなりました
証券口座の使い方を知らなかった自分のジレンマ
お金は多すぎても少なすぎても駄目
丁度いいところがあるはず
でも丁度良い金額はいくら??
証券口座で資産運用を始める前まで、こんな曖昧な考えでモヤモヤしながら貯蓄をし続けてきました
今でこそ家族全員の証券口座で資産運用しているけど、自分の証券口座開設まで約半年間、みらい のお母さんと みらい の証券口座開設まで更に1.5年以上の年月が経った
年間貯蓄率も高かかったし 養育費や平均寿命までの老後資金までの試算もお父さんがしていたでしょ?
だから お母さん的には これ以上の必要性を感じてなかったし
投資なんてギャンブルみたいなことして資産を減らしたらどうするの
くらいに思っていたと思うよ
それよりも子育てが重要!ってね
俺もさ、目先の子育てや生活基盤などを固める事の方が先だってこと 頭では分かっていたよ
けど 人生100年時代 自分が何歳まで生きるかわからないってのが気になってた
長く生きたいという願望はある
でも大切なのは、【健康】で【豊かに】長生きすることじゃない?
資産的に考えると、長生きはリスクだって漠然と不安だった
更に 年を重ねるごとに 稼ぐ選択肢が狭くなる
自分の寿命が分からない限り 不安は全く払拭されませんでした
資産運用はリタイヤ後の豊かな生活のための手段
リタイヤ後 毎年4%ルールで資産を現金化する
投資の勉強をしながら実際に始めてから トリニティ研究(トリニティスタディ)という研究結果を知りました
これは、トリニティ大学という米国の大学での研究結果で、1925年~1995年の債権と株式価格のデータを元に計算したものです
例えば、S&P500等のインデックス株式50%+債権50%の金融資産を持ったとき 4%ずつ現金化した場合でも30年間資産が残る確率が100%
インフレ率を考慮しても同条件で資産が残る確率が95%、25年間にすれば100%残るというもの
65歳から25年間と言えば90歳
十分な期間ですね
詳細は長くなるので ここでは省略します
改めて原文を解説した記事を作成しますのでそちらを参照ください
この事実と考え方を知った時 目からうろこでした
もう減っていく資産を 無防備に眺める必要はない と確信した瞬間です
好きなことで月5万円を稼ぐちからをつけておく
次に重要視しているのが 好きなことで稼ぐちから をつけておくこと
前述の4%ルールが有効的な考え方とは言え、完ぺきではありません
歴史的に見て 将来必ず来るであろう 暴落時の生活資金を どうねん出するかです
更に 早期退職でも定年退職でも良いと思いますが 退職後何をするか も重要
豊かな人生を歩むためには 何のために退職するのかを明確にしておかないと 辛くなります
わたしを含め 会社員の方は なかなか自分で仕事を選ぶことができません
転職をして 好きだと思った仕事についても 数年後には別の仕事をすることになる可能性が高いですね
ですが、やりたいことが無い平日をぼーっと過ごすより 仕事があった方が未だマシだと思いませんか
何もしない生活は とても豊かな人生とは程遠い生活になってしまいます
やりたい事をして 更にそれでお金を稼ぐことができたら なんと幸せなことだろうと思います
豊かなリタイア生活をするためには、やりたい事で稼ぐちからを養っておくことが大切だと 私は信じています
生活費は資産所得と年金である程度を賄えば、ここで稼ぐ金額は 小さくて良いので 月5万円という目標としました
収入(資産所得 + 稼いだ月5万円 + 年金)の範囲で生活する
資産所得と やりたい事で稼ぐ月5万円の収入に、老後は年金を加えることで 生活費を形成します
この生活費の範囲内で 生活できるように 普段からの無理のない固定費の見直しも大切
2021年時点で年金支給開始年齢は 65歳ですが 46歳の私が受給する頃には 70歳、75歳が当たり前になっていることでしょう
いや もっと先かもしれません
年金受給開始年齢が不透明なところはありますが 20年後、30年後の全てが今わかってしまっても面白くありません
この不透明さも 逆に楽しみに生きることにします
【趣味】リタイヤまで 計画通りの資産が築けるかを楽しむ
今の時点で未来の事が完璧にわかるはずがありません
だから リタイヤ後のお金のやりくりが心配な方は その心配が完全に払しょくされることは無いのです
「なんだ、不安が払しょくされないなんて。。」
とおっしゃる方も居るかもしれません
ここまで計画しても うまくいかないこともあるの?
そうだね
自分の将来に備える事はできても その通りに行くとは限らないよね
でも 逆にだから将来に希望を持つことができる
先にも書いた通り 今の時点で完璧に未来が分かってしまうとしたら なんか味気ない人生になってしまいます
人生も仕事も P→D→C→A🔄
計画、実行、振り返り、修正、計画してまた実行の繰り返し
だから今のうちから 計画の考え方と 実行するちからを付けていくことが大切だと思います
まとめ
人生100年時代
今まで人類が経験してこなかった将来がやってきます
だからわからない ではなくて 今のうちから将来も豊かな人生を送る方法を考えておくことが大切です
資産運用は 長生き人生において貯蓄を取り崩す 生活のジレンマを 解消してくれる有効な手段
リタイヤ後は 4%ルールで長生きリスクを解消することができます
しかし 将来来るであろう暴落時には十分とは言えません
いざとなれば月5万円程度を 稼ぐちからを身に付けておけば 生活を支える事ができます
更に 普段から固定費を見直して ムダな出費を抑え、収入の範囲内で生活する習慣を身に付けておくことで 収入減に対する許容範囲を広げておきます
そして何よりも大切なのは 自分で立てた計画、実行、見直して再度計画して実行する事を繰り返してその過程自体を楽しむことだと考えています
以上参考になれば幸いです
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